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【4K動画】1080pを4KにアップコンバートしてYouTubeに公開する効果とメリット
2年くらい前に「iPhone6 plus」で撮影した「1080 60p」のタイムラプス素材を実験的に「4K 30p」にアップコンバート&編集してYouTubeに公開してみました。
今回の実験でわかったメリットなどは最後の方に書いてます。
編集は「Final Cut Pro X」を使っています。
編集~YouTubeアップまでのざっくり手順はこんな感じ…
(1) 1080 60p素材をFCP Xにインポート
(2) 1080 60pプロジェクトを新規作成して素材を配置
(3) BGMを配置して動画タイミングを調整
(4) エフェクト(色補正・古いフィルム)追加・調整
(5) 4K 30pプロジェクトを新規作成
(6) 1080 60pプロジェクトのタイムラインをすべてコピー
(7) 4K 30pプロジェクトにペースト
(8) エフェクト(ノイズ追加・ビネット)追加・調整
(9) mov最高画質で書き出し
(10) YouTubeにアップロード
(2)は編集を軽くするためなのでハイスペックなマシーンであれば最初から4K 30pプロジェクトで良いかもです。
(8)でノイズを加えたのは、アップコン時のノイズが酷かった為、4K解像度の細かいノイズをあえて加えることで、映像全体を馴染ませる意図で使いました。本来ならノイズリダクションするのが良いのでしょうが、FCP Xでは標準でできないようです…
フィルタはビネットも使ってみました。ちょっと暗すぎですかね…カラーグレーディングとか知識がないので自己流です…勉強します。
簡単に各カットの説明を…

新橋駅前のSL広場です。
タイムラプスのテストにはもってこいの場所と思います。地面のタイルが1080p再生では潰れてしまっている事がわかると思います。4Kで再生すると潰れていないはず。

SL広場から有楽町方面に行った交差点。
人通りが多いため撮影する場所は限られます。このポイントはマクドナルドの前あたり。

SL広場です。左手にSLがあります。
交番の目の前なので、怪しまれないように気をつけました…。

新橋駅の東口。SL広場から線路を挟んで反対側です。
そこまで人は多くないので、比較的撮りやすいポイントかも。

新橋駅の東口の横断歩道。帰宅ラッシュ時はかなり混雑します。
人が多く一番大変だったポイント。Manfrottoのミニ三脚が活躍しました。

JRから都営線に向かうところ。
かなり適当に撮った感じ。
ご存知の通り、YouTubeに公開したものはアップロード時のエンコードでビットレートが低くなるためディテールが潰れてしまいます。1080pだとかなり潰れてしまいます。
今回の実験でわかったのは、1080pを4KにアップコンバートしてからYouTubeにアップロードすることで、再生時に4Kを選択できるようになるためディテールが潰れるのを最小限に抑えることができるということがわかりました。
長い目で見ると、今後4Kで再生できるハードウェア環境が一般的になるでしょうから、元が1080pの動画でも4KにアップコンバートしてからYouTubeに公開したほうが高画質で再生できるため視聴者の評価も高くなると思います。
YouTubeは一度公開した動画は差し替えられませんので、1080pでYouTubeにアップロードしてしまうと後から4Kに対応させることができません。せっかく再生回数やいいね!をたくさんもらっていても、後になって4K版を公開すればまたゼロスタートです。
1080pで気合の入った動画を公開するときは、4Kにアップコンバートしてから公開するのが効果的かもしれません。慣れるとたいした手間じゃないですよ。
1080pを4Kにアップコンバートする場合はエフェクトなしだとブロックノイズなどが目立つためかなり厳しいということがわかりました。ディテールが潰れるのはしょうがないとしてもノイズが酷く目立ちます。
もうエフェクトで画を作っちゃうくらいの勢いでいかないとごまかせないのかなぁと感じました。いっそのことセルシェーディングにしちゃうとか…
でもiPhone6 plusで夜景撮影はかなり厳しい条件ですので、そう考えると健闘したのかな…高いプラグインとか使えばいろいろできそうですが、とりあえず今の環境で頑張ってみます。
Final Cut Pro - Apple
今回の実験でわかったメリットなどは最後の方に書いてます。
編集について
編集は「Final Cut Pro X」を使っています。
編集~YouTubeアップまでのざっくり手順はこんな感じ…
(1) 1080 60p素材をFCP Xにインポート
(2) 1080 60pプロジェクトを新規作成して素材を配置
(3) BGMを配置して動画タイミングを調整
(4) エフェクト(色補正・古いフィルム)追加・調整
(5) 4K 30pプロジェクトを新規作成
(6) 1080 60pプロジェクトのタイムラインをすべてコピー
(7) 4K 30pプロジェクトにペースト
(8) エフェクト(ノイズ追加・ビネット)追加・調整
(9) mov最高画質で書き出し
(10) YouTubeにアップロード
(2)は編集を軽くするためなのでハイスペックなマシーンであれば最初から4K 30pプロジェクトで良いかもです。
(8)でノイズを加えたのは、アップコン時のノイズが酷かった為、4K解像度の細かいノイズをあえて加えることで、映像全体を馴染ませる意図で使いました。本来ならノイズリダクションするのが良いのでしょうが、FCP Xでは標準でできないようです…
フィルタはビネットも使ってみました。ちょっと暗すぎですかね…カラーグレーディングとか知識がないので自己流です…勉強します。
各カットの説明
簡単に各カットの説明を…

新橋駅前のSL広場です。
タイムラプスのテストにはもってこいの場所と思います。地面のタイルが1080p再生では潰れてしまっている事がわかると思います。4Kで再生すると潰れていないはず。

SL広場から有楽町方面に行った交差点。
人通りが多いため撮影する場所は限られます。このポイントはマクドナルドの前あたり。

SL広場です。左手にSLがあります。
交番の目の前なので、怪しまれないように気をつけました…。

新橋駅の東口。SL広場から線路を挟んで反対側です。
そこまで人は多くないので、比較的撮りやすいポイントかも。

新橋駅の東口の横断歩道。帰宅ラッシュ時はかなり混雑します。
人が多く一番大変だったポイント。Manfrottoのミニ三脚が活躍しました。

JRから都営線に向かうところ。
かなり適当に撮った感じ。
YouTube公開時の4Kアップコンバート効果とメリット
ご存知の通り、YouTubeに公開したものはアップロード時のエンコードでビットレートが低くなるためディテールが潰れてしまいます。1080pだとかなり潰れてしまいます。
今回の実験でわかったのは、1080pを4KにアップコンバートしてからYouTubeにアップロードすることで、再生時に4Kを選択できるようになるためディテールが潰れるのを最小限に抑えることができるということがわかりました。
長い目で見ると、今後4Kで再生できるハードウェア環境が一般的になるでしょうから、元が1080pの動画でも4KにアップコンバートしてからYouTubeに公開したほうが高画質で再生できるため視聴者の評価も高くなると思います。
YouTubeは一度公開した動画は差し替えられませんので、1080pでYouTubeにアップロードしてしまうと後から4Kに対応させることができません。せっかく再生回数やいいね!をたくさんもらっていても、後になって4K版を公開すればまたゼロスタートです。
1080pで気合の入った動画を公開するときは、4Kにアップコンバートしてから公開するのが効果的かもしれません。慣れるとたいした手間じゃないですよ。
最後に…
1080pを4Kにアップコンバートする場合はエフェクトなしだとブロックノイズなどが目立つためかなり厳しいということがわかりました。ディテールが潰れるのはしょうがないとしてもノイズが酷く目立ちます。
もうエフェクトで画を作っちゃうくらいの勢いでいかないとごまかせないのかなぁと感じました。いっそのことセルシェーディングにしちゃうとか…
でもiPhone6 plusで夜景撮影はかなり厳しい条件ですので、そう考えると健闘したのかな…高いプラグインとか使えばいろいろできそうですが、とりあえず今の環境で頑張ってみます。
Final Cut Pro - Apple
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